東日本大震災調査5

若林地区でもう一ケ所目についたところがあり、
調査しました。

最初に調査した通りより、海に近い場所です。

重量鉄骨造で外壁がALCの店舗や、
RC造の専用住宅が残っていました。

東日本大震災調査5
東日本大震災調査5
東日本大震災調査5

ここまで調査をしてきて、
わかったこと。

それぞれ、地域毎に、津波の強さはかなり違いますし、
全壊するかどうかは、波を遮る遮蔽物や、
その建物の周辺に強い構造の建物があるか?
たまたま、流された船や、
住宅などの物体が当たるか当たらないか、など、
かなり、運的な要素が大きく影響します。

しかし、確実に言えることは、
①築年数が長く、耐震基準の古い木造住宅。
②耐震基準の新しい木造住宅。
③軽量鉄骨造。
④外壁材料の厚く、頑丈な物。
⑤外壁下地に、構造用ごうはんなどを張った物。
⑥重量鉄骨造
⑦RC造....

など、
一般的に、構造強度が高いであろうと思われる順に、
見事に倒壊や被害が大きいと言う事です。

当たり前なのかもしれませんが、
その事実を、この目で確認することが出来ました。

被害が小さかった、
といっても、2階の屋根まで、津波を被り、
鉄骨の建物すら傾き、
かろうじて原型ととどめている程度の状態の建物は、
引き続き使えるものはほとんど無い考えられます。

そういったとき、果たして、
コストアップを許容して、
一か八か、なるべく構造的に強い建物を
建てることにどういった意味があるのか?・・・
考えようによっては、
どうせ住み続けられないのならば、
なるべく簡素で安い構造にするべきなのか?・・・

それを考えながら調査を続けました。

一つ出た答えは、
やはり、それぞれの住まい手の、
経済状況や、思いの許す限り、
なるべく構造強度の高い物を作る意味はある

もし、住み続けられないとしても、
躯体が残っていれば、
その後の生活にとってかけがえの無い、
思い出の品や、貴重品は残るかもしれない、
運良く1階までの浸水ならば、
逃げ遅れても、2階避難すれば助かるかもしれない。
。。。

住まいは、住むためだけの箱でなく、
思い出をしまう箱でもある。
そういった確立の積み重ねが、
命を救う確立にも重なってくるのだろうと。

あくまでも、経済的な縛りの中ですが、
なるべく、コストを抑え、
強い住まいを提供できればよいなと思いました。



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この記事へのコメント
これから土地を買う時は、地盤確認以前に、そこが過去に水害にあった事があるかどうかの確認も必要になってきますね><
Posted by 事務員せぴあ at 2011年07月08日 00:33
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    コメント(1)