個性を形にするときに注意すること

◆浜松市天竜区で、昨年から設計させていただいていた新築住宅をお引き渡しさせていただきました。

こちらは、最近要望が増えている、完全に囲まれた中庭のある平屋の住宅です。

平家は平家なりのコツがあります。同一階に居室が多くなるので、油断するといつの間にか無駄な空間ができて無用に面積が大きくなってしまったり、動線に矛盾がでたりします。

中庭も同様。一言に中庭と言っても様々な形態があり、コストも様々。そのお客さまの本当に望む中庭を見つけ出して形にし、予算と擦り合わせ決めて行くのです。

しかし、今回も最終的には、設計的にもすごく喜んでいただけた思います。



◆個性を形にするときに注意すること
家には、守らないと生活できない訳では無いけど、守った方が生活しやすいセオリーがたくさんあります。

例えば、「明るい南に部屋を設ける」とか、「トイレには鍵をつける」とか、「換気の為に、窓を2つ設ける」とか・・・

お客さまの個性を際立たせようとする時に、セオリーを崩さないと実現できない時があります。

そのセオリーがただの規制概念だったり、古い慣習の場合には、思い切って変えてしまえばよいかも。でも、究極の2択になっている場合は慎重に。

しっかりと、お客さまに、わかりやすくメリットとデメリットを説明して、理解していただくということが大切だと思います。


◆「設計事務所」というと、とにかく個性的に、変わった建物を設計するというイメージを持たれる方がいます。実際には、ただ変わっているだけだと、ただ、クレームの量産になりがちです。

設計事務所は芸術家ではありません。あくまでも設計的な「変わった」というのは、お客さまの「個性や要望の一部分の具現化」であるべきだと思っています。

そして、設計技術としては、いかに楽しく、新しく、いかに確実に納得感を、満足感を得られるか。つまり、施工的な納まりや安全や快適などの性能、生活し易さを含めた機能性、工事価格、これらこのバランスが大事だと思います。



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