なぜ、歴史を学ぶのか?
歴史から何を学ぶのか?
ドイツの哲学者ヘーゲル曰く
「我々が歴史から学ぶことは、「人間は歴史から学ばない」ということだ」
人間の愚かさこそ学ぶべきこと。
これを、人類が前に進む為のポジティブな言葉としてとらえるか、
ネガティブに受け止めるかは様々として・・・・
なんつって(^^;
あえて難しいことを言ってみましたが~
もうちょっと平たく、
建築的に歴史から何を学べるか。
盆と正月は、毎回日帰り旅行。
今回も、歴史の街並み、
滋賀県は長浜城下町。
黒壁の街並みを散策。
他の分野では、
「人間は同じ間違いを繰り返す」という意味で、
ヘーゲルの言葉を使うようですが、
建築デザイン的には、
もちろん同じ間違いも繰り返すでしょうが、
「デザインモチーフの蓄積」として学ぶのが面白いですね。
例えば洋風のデザインばかり仕事としている人が、京都の街並みを見て参考にならないか・・・というと。
そうとは限りません。
実際、どんな国の伝統的な文化でも、何かしらの外国の文化が入り、少しずつミックスして、いつの間にか「伝統的なデザイン」になってしまうことが多々あります。
日本の建築技術も、平安時代や奈良時代に、中国から学んでいるし。
だから、歴史を学ぶことで、デザイン自体の概念を見直したり、様式の定義を書き直したりも出来そうです。
さて、今回散策した、長浜城は、羽柴秀吉が築いた城。
たぶん、当時は、天守閣が無いちっちゃなやぐらの様な城だったと思いますが、
僕は、戦国武将の中では、秀吉(特に羽柴時代)が好きなので。
今回、散策して思ったこと。
町家を改装したオシャレなお店やカフェが並び、小京都はどこも素敵です。
京都はもちろん、金沢、小布施、妻籠、馬籠など・・・代表的な宿や城下町。
今、町家は、日本古来の歴史的な美しい街並みの代表の一つとなっていますが、
当時、街並みの美しさはどのくらい意識されていたのだろうか・・・
町家の持ち主は、商人だとはいえ、一般庶民。
現代人よりもはるかに美しさよりも生きることに必死だったでしょうけど。
もし、町家のオーナーが全て美意識が高いのではないなら、
「揃える」ということで自然に美しさを形成できるという、デザインコード(ルール)の大切さが学べます。
逆に当時から、商人は、かなり美意識が高かったのであればデザインに対する意識の大切さが得られるな。と。
どちらにしても、いろいろな角度で考える素材を与えてくれる、
歴史的街並みって好きです(^^
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