ひつじ的住まいズム！～浜松の一級建築士の日々～

先日、保育園の新築工事の基礎コンクリート打設を行いました。
その日は台風の影響などで早朝から雨。
僕も早くに起きて検査、立会いの準備をしつつ、天気を気にしていたのですが、
始業前にピタッと雨が止み晴れ間が。
ラッキーー！

ということで、当日朝から、まず、コンクリートの検査。

塩分濃度、スランプ値、空気量などの測定項目をチェックします。



全ての項目がＯＫ。
さて、コンクリート打設です。

延べ床面積が約1200㎡あるこの現場は、
一回に打つコンクリートだけでも100㎥以上。
作業はごらんのように、たくさんの職人さんで行います。
丁寧を慎重に流し込むので、一日ががりです。

「型枠にコンクリート流し込む」と一言にいっても、
実は注意点がたくさんあります。
一番注意することは、型枠内に密集している鉄筋の間に、
隙間無くコンクリートを流し込むこと。
そして、このように打設量が多い場合は、打設する順番も注意です。

この工程は建物のまさに基礎ですから強度に影響する重要な部分なんです。

無事この工程も終わり次の工程に進んでいます。






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ありがとうございました。