以前「リビングアクセス」の事例とメリットデメリットを紹介しました。
今度は階段が、玄関ホールや水回りなど、LDK空間以外にある場合、通称「ホールアクセス」です。
◆メリット
①LDKに限定されないので、比較的プランの自由度が高くなる。(ただし、「LDK以外」といっても、「玄関アクセス」とか「水回りアクセス」と限定していくと,それぞれの制限が出てきます。)
②来客空間とプライベート空間を分けやすい。
LDKを介さずに、2階の個室に行ける。
これは、リビングアクセスのメリットの逆のことになります。家族の人数が多い場合や核家族の場合、来客が多い家の場合、家族の生活リズムが違う場合などにはホールアクセスがメリットになりえます。
たとえば、水回りアクセスの場合、深夜までリビングに来客がある時も、先に寝たい家族がお風呂から出て寝巻きに着替えて、直接2階の寝室に入れます。
家の中の、ハレとケを分けやすいという事です。
③2階トイレの音漏れ防止
2階にトイレがある場合、LDK空間とトイレのドアをもう一枚のドアで区切れる。
これもプランによってですが、間取りを無駄なくコンパクトに納めようとすると、2階の階段を上がったあたりにトイレの入口が来ることがよくあります。
ホールアクセスの場合、リビングと階段室の間、水回りアクセスならば廊下とLDKの間に扉があります。トイレの物音がLDKに聞こえる可能性を下げれると思います。
④2階トイレ位置の自由度
2階のトイレの位置でもう一つ。
2階のトイレは、排水などの物音がするので、なるべくLDK等の居室の上を避けたいのですが、③で記述の通り階段の上がった近くに2階のトイレを配置することが多いので、リビングアクセスでは、2階のプランに制限があり、ホールアクセスでは比較的プランしやすいと言えます。
主なホールアクセスのメリットは以上です。
もちろんどちらが正解ということはありませんが、生活感は大きく違います。
実はこれが住まいづくりの核となる考え方かのしれません。
どちらが自分に合っているか。
じっくりと見極めて設計依頼をかけて下さい。
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