いきなりですが・・・
僕は、音楽全般好きで、
ジャズ、ロック、POPS、フォーク・・・
洋楽、邦楽問わず。
昔から一環して好きなのは、
昔でいえばニューミュージック、
今で言えばJPOP。
基本的に作詞がしっかりしている作品が好きですね。
そんな状態で、
最近僕がハマっている曲は、
いきものがかりの「
茜色の約束」。
もう何十回と聞いているのだけど、
詩をしっかり聞き、情景を思いながら聞くと・・・
涙が出るくらい
(いや、すでに出てますが)いい曲です

。
まあ、言わずと知れたヒットグループですから、
いまさら言うまでも無いのですが、
ボーカルの吉岡さんの表現力はすばらしいな~と(^^;
さらに僕がこの曲に注目しているのは、
作詞です。
この詩は、僕の解釈では、
15~25歳くらいの純真な女の子が、
おそらく初恋か、初めて真剣に好きになった彼と、
茜色の夕陽の中を二人で歩いている時に、
思った気持ちを綴っています。
実際にその状況にある女の子が
この詩を聴いてどう感じるかは別として、
すごく切ない、真剣な気持ちや、
自分の未来に対する期待や不安などが伝わってきます。
吉岡さん(ボーカルの女性)が歌っているので、
吉岡さんが作詞したかと思いがちですが、
作詞しているのは、水野良樹さん(ギターの男性)
29歳。偶然にも浜松生まれ。
よく、こんな女の子の気持ちが書けるなぁ~と感心します。

でも、プロってそういうものだと思うのです。
女性だから女性の気持ちの詩が書ける。
男性だから男性の・・・、
子供だから子供の・・・
たしかにそれも一つの方向性ですが。
こだわると可能性を狭めてしまいます。
自分と全く違う状況のものを、
創造力で作り出せる必要があります。
さて、建築設計の仕事でも同じです。
住宅業界では良く、
「自分が家を建てたことがあるから、
建主の気持ちがわかるとか、
自分が二世帯住宅を建てたから、
子供がいるから・・・・
上手く設計できます」
というようなセールストークをよく聞きます。
それらは一つのメリットではありますが、
一つのきっかけでしかありません。
逆がデメリットとは思いませんよね。
じゃあ、住宅ではなく、
施設建築、店舗などの場合は?
いちいちそれらを、
自分が施主となった建てたことがある設計者しか
上手く建てれないのか?
プロの仕事。
自分がそのまま経験したことでなくても、
研究と情報収集と複合的な経験値で、
正解を導き出せる能力。
それの方が重要な要素ではないでしょうか。
もちろん類似の経験が全く無いよりは
たくさんあったほうが良いです。
しかし
大事なのは、
いかに相手の立場になって、
使う人の立場になって、物事を考えれるか。
僕はそれを重要視しています。
水野良樹さんのように29歳の男なのに、
若い女性の気持ち詩が書ける。
そういう能力につながるのではないでしょうか。
と思った今日この頃。