ひつじ的住まいズム！～浜松の一級建築士の日々～

工事中の住宅も、
仕上げ工事に突入しました。

こだわりの石張りや、木仕上げも、徐々に出来てきました。




木も、石張り部分も
アクセントとして利用していますが、
おそらく、納得のポイントは、
たくさん使うのではなくて、
たくさんの選択肢のなかから、
じっくりと、
自分が本当にしっくりくる材料を
選ぶことだと思います。

ただ、全ての材料をじっくり選ぶのが理想ですが、
住宅に使われる材料は、最終的に見える仕上げ材料はもちろん、
下地材から、金物類、設備機器、副資材まで、
無数にあります。
その全てを住まい手が、無数にあるメーカーの中から選び、
理解して、決定していくのは、なかなかできることではありません。

そこを、僕ら設計者は、
住まい手の考え方にあわせて、
何をじっくり選んでいただき、
何を設計者の責任で選ぶのかから判断しています。

限られた時間を、
より、こだわりのある部分について考える時間に
当てたいからです。

僕のこだわりとしては、
「住まい手の考え方にあわせて」というポイント。
通り一辺のマニュアルで、
「これとこれは決めてもらう」というものではありません。

手間は掛かりますが、
そこが、住まい手の「納得につながる」と信じていますから。

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ありがとうございました。